IPADって、なまちゃんにとってもとても興味があるし、不安でもあるんだ。
なぜって、ハードの面、ソフトの面、どちらも新しいんだよ。
タブレットって、つるつる画面の上を指でなどって捜査するんだろう。目が見えないなまちゃんにとって、かなりつかいずらいと思うんだ。
触ってみたことあるけど、こりゃたいへんだよ。見えるから使いやすいんだよ。
試しに、紙袋の中にIPADを入れて、目で見ないで捜査してもらいたいなあ。どんだけたいへんか、一部だけでもわかってもらえると思う。
一部というのは、既に目でみているから、画面のレイアウトを知ってしまっているから、予備知識となっているからだよ。最初から一切見ないで捜査するのとは、既に違ってしまっているということなんだ。
外付けキーボードを付ければいいのだけど、これって、持ち歩きにじゃまだよね。ネットブックだったら画面もキーボードもいっしょになっているから持ち歩きやすいんだよね。
次に、ソフト面のことだけど、どれだけ画面を読み上げてくれるか、どれだけアプリケーションが音声化されて使えるかということなんだ。
MS−DOSの時代は、ソフトには音声化する機能はついてなくて、音声合成装置をつけて使っていた。それでもそこそこのソフトが使えるようになった。でも、世の中はwindowsに移行したんだ。
そのとたん、音声化するソフト、つまスクリーンリーダーがなかった。そのためwindows3.1の時代には、テスト版を除いてスクリーンリーダーと言えるものはなかった。
windows95の時代になって、なんとかスクリーンリーダーと言えるものが出てきたけど、とても初歩的なもので、とても満足できるものではなかったけど、出てきたということで、とてもありがたかった。
インターネットもまだ、一般的になりつつあった頃で、ネットスケープが優位な時代だったんだ。その後IE3が出てきたんだよ。もちろん、ネットスケープもIEもすくりーんりーだーでは音声化して読むことはできなかった。97年9月17日にネットスケープを使って音声化するブラウザ「ホームページ リーダー」がでてきたんだよ。それから、自ら音声で読み上げる能力をもったアプリケーションソフトのタイプ、音声読み上げソフト「スクリーンリーダー」に対応させて音声で読み上げて使えるようにしたアプリケーションソフト、読み上げのことを考えて作られていないがスクリーンリーダーの能力によって100%ではないが読み上げて使えるアプリケーションソフトの大きく分けて3通りのものがでてきたんだよ。
最初のタイプは、もちろん数が少ないけど、100%音声読み上げで使えるんだよ。
2番目のものは、そのソフトに対応したスクリーンリーダーを使えば、100%音声読み上げして使えるんだけど、数はかなり少ない。
最後のタイプのものは、スクリーンリーダーの能力によって、アプリケーションを読み上げて使うのだけど、それぞれのスクリーンリーダの能力に比例するんだ。
使いやすいスクリーンリーダーは、複雑な操作を避けるために読み上げる能力が低くなるし、複雑な操作ができるスクリーンリーダーは読み上げる能力は高くなるけど、初心者には使いずらい、とっつきにくい、そうなると、ユーザーは、上級者もしくはマニアになってしまうし、スクリーンリーダーの価格も3倍近くなるんだ。それでなくてもスクリーンリーダーは444万円から5万円。その3倍になってしまう。
負担が大きすぎる。音声対応ソフトも2万円代のものもあれば、9万円くらいのものまでいろいろあるんだ。4万円のすくりーんりーだーで一式そろえると30万円を超えるくらいにはなるんだよ。
お勧めでスクリーンリーダーとブラウザとメールをそろえても10万円にはなるんだ。
今の時代になってやっとスクリーンリーダーも充実してきたと感じるが、世の中のアプリケーションの進化は、その何倍も速い。
いつも後追いでどんどんと世の中のスピーードについてゆけず、離されてゆくんだ。つまり、簡易なスクリーンリーダーでは、限界があって、高度なすくりーんりーだーでないとついてゆけなくなる。そうすると、使えるユーザーも選択されてしまうんだ。
ハードも違う。ソフトも違う。まるで、ワープしたみたいだ。そのワープにどうやってくっついて追いかけていくんだよ。
でも、なまちゃん、IPADがほしい。新物好きのなまちゃんでした。
2011年04月11日
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